【三國無双8】蜀の黒い軍師・法正

見た目の色気からこいつはヤバい男だと分かってた。案の定、声がエロすぎる。なんですかあの腹に響く感じの低音?どう見ても殺傷能力の低そうな布が武器なのもツボ。

IFルートもあるということで通常・IFともにプレイしました。諸葛亮推しの私としては、法正との絡みが多くてかなりアツかった。軍師同士なので当然っちゃ当然なのだが、同じ国の軍師の割には互いに腹の探り合いというか信頼もあるにはあるんだろうけど、どこか相容れない感じが漂っていてそれが逆に良かったなと。

通常ルートのエンディングは少し不穏な感じ(まだお互いに信頼しきってはいない、静かな火花みたいな)だったが、やばかったのがIFルートのエンディング!

そもそもIFルート自体がだいぶアツい展開続きで、関羽も死なない&劉備も死なないという、いつもの流れを知っている人からしたら、「え!マジ!」ってなることばかりでテンションがおかしくなっていた。

ついに迎えた五丈原ですが、内心は心臓バックバク。この流れでいくと諸葛亮もまさか…?と期待が高まるが油断は禁物。しっかりと戦を進めることに専念。

そして戦が終わり、劉備が諸葛亮がいないと言い出し、(不穏な気配すぎて変な汗かいてた)劉備と一緒に諸葛亮を探す流れに。「この先どうなるんだ?諸葛亮は死んでしまうのか?」と脳内でうるさく騒ぐ私。

諸葛亮エンディングでも見た星空の下。車椅子に座り、一人静かに佇む諸葛亮に法正と劉備が近づいていく。

誰がどう見ても弱々しい様子の諸葛亮。心なしか声もいつもより小さく掠れているように感じる。(何度見ても泣きそうになるのでやめてほしい)

心配する劉備に対して、自分の命があとどれくらいなのかを占っていたとか言い出す諸葛亮。後事を法正に託すという彼に、黒い軍師が黙っているはずもなく。

ここからの法正の言葉ぜーんぶ良かった。私が諸葛亮だったら多分好きになってると思う。(真顔)まっすぐな言葉で「生きろ」というのではなく、彼らの関係性だからこそ伝わる言葉選びが本当に本当に良すぎて結局泣いた。

法正の言葉に対する諸葛亮の返しもまたいいんだよなあ。。。法正が生きていたらこういうことになっていたのかなぁと思うと、劉備の死後も一人奮闘していた諸葛亮の姿が目に浮かんで胸が苦しくなった。

諸葛亮のエンディングでは一人で見ていた星空を、法正IFでは劉備・法正・諸葛亮の三人で見れたのもエモい。頼むから一人で抱え込まず、ゆっくり養生してくれ…

IF衣装の法正がカッコ良すぎたって話は当たり前なので置いておいて、あの諸葛亮が誰かに後事を託すってだけでかなり切羽詰まってる状況なんだろうなと思うのに、その相手が法正ってのがこれまた。。。

お互い腹に何か抱えていると思いながらも、その優秀さを優秀がゆえにわかってるんだろうなと思ったり。人間的な面で仲が良かったわけではないのかもしれないけど、諸葛亮が法正のことを「自分の仕事を任せるに値する人」だと思っていたんだな、というのがあのエンディングで分かって感情がぐちゃぐちゃになった。

それに対して素直に嬉しいとか承知したとかではなく、「この先もあなたがいないと困る」という趣旨を法正節で言うのがずるいよなあ。あんなこと言われちゃ諸葛亮も死んでなんていられないよね。そういう諸葛亮の性格も分かっていて、わざとああいうように言ったんだとは思うけど、これだから法正ってやつは…と頭を抱えたよね。

コーエーテクモさん、法正IFをつくってくれてありがとうございます。もっともっと彼について知りたいし、彼と諸葛亮の関係も深掘りしたいので、今後も何卒よろしくお願いします。


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